少し早い休みを作り、帰省中です。

昨日言った親戚の家の部屋の壁で、こんな一文を見かけました。

「子供叱るな来た道や、年寄り笑うな往く道や…」

見た瞬間ハッとなり、慌てて字面を暗記しました。

私には産まれて1歳に満たない息子がおりますが、息子への接し方を改めて考えさせられる機会となりました。

方法論について押し付けがましく表現する類いの書物が氾濫する今日、私もそれらを読んだりします。けれど、身になったことはあまりないです。

むしろ、こういった偶然の出会いが、私自身にとっては大きな発見だったりするのです。

後で出典を調べると、不明とのこと。有名人が発したものでないのにこうして後世に残るということは、よっぽど言葉自体が力のある、つまり普遍的で本質的なものなのでしょう。

改めて、息子に対して精一杯の愛情をもって接するとともに、昨日のような偶然を大切にて生きていきたいと感じました。